
※このブログは、福岡キャンパスの1年生、福田歩生さんに書いていただきました。
みなさん、こんにちは。福岡では夏の暑さもやわらぎ、ようやく秋の過ごしやすい季節となってきました。
さて、通学コースでは36名の仲間とともに、株式会社KADOKAWAエンタテインメントノベル局(以下、エンタテインメントノベル局)とのコラボ企画として「KADOKAWA新レーベル企画編集者プロジェクト」なるプロジェクトが、隔週金曜の放課後に約2ヶ月半をかけて進行しています。福岡キャンパスからは私を含め5名の生徒が参加しました。
この企画は、「N高生自身が若年層向けの新レーベルの編集者となり、新しい本の企画から読者に届ける方法までを考え、オリジナルの企画書を作る」というものです。さらに、その中で優秀な企画があれば、わずか数%の狭き門ではありますが、エンタテインメントノベル局の企画として採用される可能性もあります。

10月4日(金)におこなわれた第1回目の授業では、出版業界の現状や編集・企画の仕事について学びました。「編集者とは何をする仕事なのか」「企画書とはどのようなものなのか」など、編集業界における基本の知識を教わった上で、本の企画・PRの流れや企画作りに必要な力について学習しました。他のキャンパスのメンバーと自己紹介もおこない、プロジェクトにともに取り組む仲間と意気込みを語りました。
その後、企画の作り方についてのワークシートに取り組み、「今」がどういう時なのか、「誰」にどうなってほしいか、そして「どんな」本を届けたいかなどを考えました。

最後に、「『若年層が読む本』に関する調査をおこない、若年層がどのような本を好むのか分析する」という宿題が出され、現在はそのためのアンケートを作っています。アンケートの結果は、10月18日(金)に分析して発表し、企画の考案に活かしていく予定です。
「今」を考え、「誰」に「どんな」本を届けたいかをしっかり考えて、素敵な本を企画したいと思います。