
大宮キャンパスでは、「ラストスパート企画」というものに取り組んでいます。
ラストスパート企画とは、自分が3月いっぱいまでに達成したい大きな目標を1つ決め、その目標を細分化して立てる小さな目標4つに各自で取り組み、小目標すべてを達成できたら大目標が達成できるため、それを目指して頑張っていくという企画です。
すべての生徒がレポート(高卒資格取得のために必要な課題)を終えた3学期の間、何か成果物を完成させたり、目標達成をするような経験をしてほしいという願いから、この企画が実現されました。
昨年もラストスパート企画のように、目標を立てる企画を行いました。その時の反省として、
・目標がよくわからなくなってしまう
・モチベーションを保つことが難しい
などの点が挙がりました。これらの問題を解決するために今年取り組んでいるものがこちら。

中心の五角形に大目標を書き、小目標を達成したら五角形の周りに三角形5つを順に貼っていくことで、すべての目標を達成した時に星が完成するようになっています。全員がこの星をキャンパス内の壁に貼ることで、キャンパスに星空が広がるという仕組み。
現在はまだ途中なのでなかなか星が完成していませんが、少しずつ小目標を達成する生徒も増えてきて、これからの成長が楽しみです。

生徒の立てた大目標は、
・AO入試のための課題を完成する
・中国語検定4級合格
・Unity(ゲーム開発プラットフォーム)で3Dシューティングゲームを作る
・運動をする
・本を15冊以上読む
・フランス語の勉強をする
などさまざまで、自分の目指すもの、興味のあるものに沿って担任と相談の上で、具体的・定量的な目標が立てられています。
目標によっては座学だけではなく体を動かす生徒もいれば、他の人と協力したり、力を借りて達成を目指す生徒もいて、キャンパス内が活気づいているように感じます。


2019年度が終わりを迎えるまであと約1ヶ月。生徒たちがこの企画を通して成長することを期待するだけでなく、キャンパスの壁一面に綺麗な星空が広がることを願っています。