
超実践型の起業家育成活動を展開しているN高起業部。今回は、起業部特別インターンの様子を紹介します。
特別インターンに挑戦しているのは、起業部2期生で小山一哉さん。そして、実施いただいているのは、株式会社DG TAKANO 様(以下、DG TAKANO)。知る人ぞ知る、日本初のグローバルベンチャー企業です。
創業者の高野雅彰社長は、日経ビジネス「世界を動かす日本人50」にも選出され、DG TAKANOは、大企業で働く3000人に聞いた“ 働きたいベンチャー企業ランキング”で第1位に選ばれるなど、社会人からも「働きたい!」と支持を得ている企業です。
かねてより起業部でお世話になっていたご縁から、気鋭の人気企業での特別インターンが実現しました。
米国シリコンバレーやフランスのリヨンにオフィスを構えているだけあり、国内のオフィスもまさにグローバル。
会社を訪問してみると、世界共通語の英語が飛び交っていました。
小山さんに「コミュニケーションは大丈夫?」と質問をしてみると「なんとか頑張っています。でも、英語にどっぷり浸かっていると不思議と耳が慣れてくるんですよ!」と頼もしい答えが。まさに、習うより慣れろ、ですね。

さて、そんなグローバルベンチャー企業でのインターン。起業部小山さんは一体どんな役割を任されているのでしょうか?
本人から渡されたDG TAKANOの名刺には、「Assistant to the COO」と肩書が書かれていました。
さて、「COO」とは何でしょう?CEOという言葉を聞いたことがある人もいると思いますが、企業や団体などの肩書きを表現するものです。
これは、「Chief Operating Officer」の略で、日本語にすると、「最高執行責任者」のこと。ちなみに、CEOは最高経営責任者のことで、一般的に日本では「代表取締役社長」と呼ばれる方々のことです。
COOのアシスタントという肩書き、つまり「最高執行責任者のアシスタント」と言われても一体どんなことをしているのか、全くイメージができません。実際に何をしているのでしょうか?
「現在は、COOがさまざまな経営判断をするために必要な情報をリサーチしています」と答える小山さん。
COOは日々、あらゆる判断をスピーディーにしていく必要があり、そこにはたくさんの質の高い情報が欠かせません。仕事を円滑に進める上で知りたい情報や有益と思われる情報を調べることで、COOをサポートしているということ。
具体的にどんなことをリサーチしているのか、大変興味があるのですが、そこは企業秘密でシークレットとのことでした。
このインターンを通じて小山さんは何を感じ、どんなことを考えているのでしょう?
そんな質問をしてみると、彼が日々書き込んでいる日誌を見せてくれることに。気づきや発見の多い体験を経験できていることが伝わる内容でした。
・私自身の知識がまったく足りない
・とにかく社長の話す内容が濃い。こんなにタメになる、聞いていて楽しい話があるのかと思うほど有意義な時間だった。こんなMTGなら毎週出たいレベルの体験だ
・まず基礎知識をつけることで、効率的で有意義なリサーチができる
・メンバーと一緒に近くのハンバーガー店に行った。隣の席に座ったオーストラリア出身のジェフと雑談した。私の英語力が足りず、コミュニケーションに困ることもあるが、意外となんとかなる
・COO横山さんから「相手に何をGIVEできるのか考えること」とアドバイスを受けたので意識してみると、相手も自分も満足する結果になっていった
最後に、COOの横山創一さんに、今回の特別インターンを受け入れていただいた想いと感想を伺いましたのでご紹介します。
自分より優秀な方を探していた結果、小山さんと出会いました。特に高校生と限定していたわけではありません。事実と意見をしっかりと話す小山さんに出会ってびっくりしました。
普段はリサーチ業務をお願いしています。まだまだ基礎知識や要領を捉え切れていない部分もありますが、非常に前向きにサポートしていただいており、採用して良かったと心から感謝しています。
高校生への期待としては、物が溢れ、誰とでも好きな時につながれる時代だからこそ数分数秒を惜しむほどの出会いを見つけてほしいですし、誰かを心からサポートしてあげられるプロダクトに出会って今よりも物心両面で幸せな社会を想像して、日々挑戦してほしいです。

これからもN高起業部メンバーの“挑戦”にご期待ください。