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外国語教育

いっしょに踏み出そう!国際交流の初めの一歩
~生徒主体で交流会を実施~

いっしょに踏み出そう!国際交流の初めの一歩 ~生徒主体で交流会を実施~


※キャンパス名、所属・学年等の情報は2024年3月時点のものです。
※このブログは、オンライン通学コース3年生の石切山萌香さん、高崎キャンパス1年生の大橋彩美香さん、中等部神戸キャンパス3年生の迫優希さんと東岡崎キャンパス2年生の鬼木杏梨さんに書いてもらいました。
 
今回、インドネシアにあるスマムダ高校の皆さんと一緒に、お互いの国について質問したり教え合ったり、クイズやゲームも楽しみながらの交流会を実施しました。

【スマムダ高校の生徒との事前の打ち合わせ】
2022年度に、オンライン通学コースの生徒限定で行った交流企画。
2023年度は対象生徒を拡大し、さらに企画、準備、そして当日の運営まで生徒主体で行うイベントとしてバージョンアップしました。
そのため学園内の運営メンバーはもちろん、スマムダ高校の生徒とも事前打ち合わせを重ね、準備を通して親交を深めることができました。話す際の言語一つ取っても何がベストなのかを模索しながらの事前打ち合わせは想像以上の学びを与えてくれました。準備期間中スマムダ高校の運営メンバーを交えた会議を2回、学園内の運営メンバーとは当日のリハーサル含め4回のミーティングを経て本番の時を迎えました。
次は具体的な準備内容についてです。


【事前準備】
事前準備では大きく分けて、ショートプレゼンテーション、ゲームの準備、動画制作の3つを行いました。
まず、私たちは日本のバーチャルツアーをするための動画制作をすることから始めました。
全国各地にいる学園の運営メンバーがそれぞれ地元の映像を撮り、動画にまとめました。
N/S高生が全国にいるからこそできることだなと実感しました。加えて、どうしたら理解しやすいのかを意識をして、字幕やさまざまな工夫をしました!


一番難しかったショートプレゼンテーションでは、個人でスライド作りも行いました。
プレゼンテーションのテーマは「難しい日本語を紹介する」というもので、「やばい」、「まじ」、「大丈夫」、「はい」の4つの言葉を紹介しました。
私は「やばい」の紹介を担当したのですが、汎用性があるからこそ説明が難しく例を挙げるのに苦労しました。改めて日本語って本当に難しいなと実感しました。




ゲームを考える際には、インドネシアの生徒も日本の生徒も楽しんでもらえるようなゲームであることを重視しました。
さまざまな案が挙がりましたが、最終的に価値観について考えるきっかけとなるようなゲームにしました。
ルールはシンプルで、お題に沿って思い浮かぶものやことをチーム内で統一させて一斉に回答するというものです。ただし、回答発表まではヒントを出し合って探り合うことしかできません。
全員がサポートしあったことで、事前準備が入念にできました。また、交流イベントの運営に携われた貴重な経験になりました。

【当日の様子】
当日の参加者は60名。私も含め、その多くは期待と緊張が混ざった表情を浮かべていました。
早速日本側とインドネシア側双方から、自国に関するプレゼンテーションが始まりました。
私も話す機会があったのですが、いざ話すとなるととても緊張しました。
緊張でZoomのミュートを外そうとするカーソルが震えていました。しかし話していると、参加者が相槌をうっているのが見え安堵しました。
そして徐々に緊張は解け、話すことが楽しくなりました!






日本側のプレゼンテーションが無事に終わり、インドネシア側の時間になりました。日本側の企画メンバーもインドネシア側のプレゼンテーションを観るのはこれが初めてでした。
インドネシアの伝統衣装と学校の紹介動画が流れましたが、どちらも異国情緒あふれる素敵なものでした。
見ているとまるで私たちも現地にいるかのような感覚に包まれました。




次にブレイクアウトルーム(ひとつのミーティングから複数のセッションに分かれること)でグループごとに、ゲームとディスカッションを楽しみました。
私たちのグループでは、始めは互いに顔色を伺っていましたが、自己紹介をするとみんなが積極的に発言して和気あいあいとした雰囲気になり、互いに好きな色や教科を質問したりしました。
インドネシアの生徒が「海や空が好きだから青色が好き」と話していて、インドネシアのビーチはとても綺麗だと聞いていたので、行ってみたくなりました!
短い時間ではありましたが、密度の濃いコミュニケーションを取れて、英語の勉強にもなりました。

ブレイクアウトルームの後には、メインルームでみんなでゲームをしました!
インドネシアの生徒たちが、何の絵を描いているかを当てるゲームを進行してくれました。話す言語が違うのに、絵でコミュニケーションが取れてとても興味深かったです。
気づけばプログラムはまとめに入っていました。あっという間に時間が過ぎました。


【振り返って】
「いっしょに踏み出そう!国際交流の初めの一歩」の企画運営を通して、国際交流の楽しさと大切さを学ぶことができました。
企画準備では、日本側の生徒にも、インドネシア側の生徒にも楽しんでもらえるような企画を考え、形にするために力を合わせて頑張りました。みんなに楽しんでもらえるゲームやテーマを探すのは大変なことでしたが、文化や言語の違い、考え方や価値観の違いを尊重し合い、企画を練り上げることができたことは大きな成長に繋がったと感じています。
当日は言語の壁や文化の違いを楽しさに変えて、お互いの文化や生活、趣味を紹介し合い、交流をすることができました。
スマムダ高校の皆さんとのゲームや雑談は本当に楽しく、時間が過ぎるのがあっという間でした。
また交流の中で、私たちと違う文化や生活、考え方を知ることができ、視野が広がったと感じます。
 
今回、国際交流ができたこと、そして国際交流のお手伝いができたことを本当に嬉しく思います。
これからも更に多くの人との交流を楽しみながらお互いを尊重し、理解を深めていきたいと思います。
ありがとうございました!

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