
※このブログは、N高等学校高崎キャンパス3年生の桑子友菜さんに執筆してもらいました。
初めまして。桑子友菜です。
私は2026年3月までの「ネットの高校マイプロジェクト」での取り組みや、現在所属している「起業部BLP(Business Leadership Program)」での活動を通じ、「温泉をもっと日常に!誰もが温泉を楽しめる社会へ」をテーマに、高校生若女将として活動しています。
2026年3月20日から22日にかけて、東京で開催された『全国高校生マイプロジェクトアワード2025 全国Summit』(以下、全国Summit)に出場しました。今回の活動を通じて得られた、大切な気づきをお伝えします。
◼︎若女将としての歩みとプロジェクトの原点
私は中学時代、病気のため通学ができず、人と関わる機会を失っていました。「成績=自分の価値」と考え、自信を失う日々を送っていましたが、N高の通学コースへ進学後、挑戦を続ける先輩方の姿に影響を受け「自分も行動したい」と思うようになりました。
そんな折、実家の温泉が廃業の危機に直面し「自分がやる」と運営への参画を決意しました。手探りの中で、お客様から「ありがとう」と声をかけていただくうちに自信を取り戻していきました。さらに活動を続ける中で、手術痕などを理由に温泉を諦めている方の存在を知り、「誰もが安心して入れる温泉を広めたい」と考えるようになりました。


◼︎伝えるための工夫と当事者性
マイプロジェクトアワードのような、想いが重視される場面では、単に情報を伝えるのではなく、聞き手に「自分ごと」として感じてもらうことを意識しました。
具体的には、乳がん経験者の方々のリアルな声を取り入れ、入浴着(※)の必要性など課題の当事者性を伝える工夫をしました。その経験を通して自分がどう感じ、どう変化したのかを自身の言葉で伝えた結果、審査員や聴衆から「入浴着について初めて知った」「応援したい」との声をいただき、涙を流して共感してくださる方もいらっしゃいました。
(※:入浴着とは、手術痕などをカバーするために開発された入浴専用の肌着です)
◼︎全国Summitで得た悔しさと財産
3月20日、全国の参加者と親睦を深める「Kick Off Day」を経て、翌21日の全国Summit Day1では、全国から推薦された48プロジェクトの高校生が12ブースに分かれて発表を行いました。最初は他メンバーの圧倒的な活動規模に不安や焦りを感じましたが、同じ志を持つ仲間と出会い、互いに支え合える環境に大きな刺激を受けました。
最終日のDay2では、学びのロールモデルとして推薦された6プロジェクトによる代表発表が行われました。結果として、私は代表プロジェクトに選ばれることができず、悔しさのあまり涙が溢れました。しかし、それほど本気で挑み、自分を信じられていた証拠だと気づくことができました。マイプロジェクトに決まった正解はなく、失敗すらも学びになると実感しています。
◼︎活動を通した成長と今後に向けて
一連の活動を通じ、自身の弱さや不安と向き合いながら一歩を踏み出す力が身につきました。以前は失敗を恐れていましたが、今は「まずやってみる」ことの大切さを実感しています。また、多くの人と関わる中で、考えを言語化して伝える力や、相手の立場に立つ視点も養われ、挑戦することの意味と、自分の可能性を信じる大切さを学びました。何より、社会は変えられる、自分自身も変われると思えるようになったことが、私にとって最大の変化です。
これからは、より多くの人に温泉の価値と安心して楽しめる環境を届けるため、発信や実証実験を続けていきたいと考えています。私の活動が誰かの一歩を後押しできるよう、これからも挑戦を続けていきます。
◼︎ネットの高校マイプロジェクト
公式サイト:https://nnn.ed.jp/learning/extracurricular_activities/myproject/
公式Facebook:https://www.facebook.com/nkou.mypro/
◼︎N高グループ起業部
公式サイト:https://nnn.ed.jp/attractiveness/extracurricular/club/kigyobu/


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